定例記者会見

定例記者会見 2023年3月3日

出席者

立花孝志党首

黒川敦彦幹事長

報告事項

権力があれば犯罪をしても許される。権力者が法律を恣意的に運用するような国にガーシー議員が帰ってきたくないのは当然！

報告内容

１．権力があれば犯罪をしても許される。権力者が法律を恣意的に運用するような国にガーシー議員が帰ってきたくないのは当然！

立花孝志党首

　ガーシー議員については、帰国して陳謝する方針に変わりはありません。

　昨日参議院予算委員会にて、浜田聡議員が稲葉延雄NHK新会長、総務大臣、警察に対して質問しました。この質問をガーシー議員がしたら面白いと思います。同じ内容の質問も言い方ひとつで国民に対する浸透が変わると感じました。

　この質問に対し、NHKや政府側の答弁は相当苦しいものでした。犯罪をしておきながら犯罪によって得た利益を公表しないとのことです。犯罪をした理由は利益を得るためです。全く真摯な姿勢ではありません。NHKは国民に対して一度も謝罪しておりません。

　NHKからのダイレクトメールを信書にしないと民間事業者が入ってきます。郵便局に儲けさせるために総務省は信書にしました。ですが、そうなるとNHKの過去のダイレクトメールは郵便法違反になります。総務省としてはやってしまったというところでしょう。国民のみなさまには権力者による恣意的な法律の運用は怖いということを知っていただきたいと思います。慌てると何をされるかわかりません。ゆっくりと取り組んでいきます。

　情報公開請求を使いNHKに郵便法違反の質問をしており、「3月31日までまってくれ」という回答が来ました。ですが、昨日の国会では回答しています。意味が分かりません。

　郵便法違反によって得た契約は2400万通であり、日本の世帯の約半分です。その契約は有効だとのことです。そんなNHKに対し、総務省は「犯罪する意欲がないから刑事告発しない」と言っています。

　過去、NHK集金人が高齢者を騙しキャッシュカードを奪い取り、ATMで多額の現金が引き出される事件が少なくとも4件明るみになりました。それに対して追及したところ、私は威力業務妨害で訴えられることになりました。ガーシー議員が帰国したくない理由が分かります。

　こういったことをしていれば私はいずれ逮捕されるでしょう。そして、メディアは私が悪いことをしたと報道するでしょう。ですが、この会見を見ていただいている方々は理解していると思います。私が刑務所に行くことで、この国の権力者が法律を恣意的に使っていることを少しでも多くの人に理解していただけるでしょう。

　それから、日頃威勢のいい野党も郵便法違反についてはまったく追及しません。私はNHK職員時代に民主党の政治家を応援するよう、日本放送労働組合（日放労）からはがきを渡されたことがあります。初期のころは社会党でした。日放労と立憲民主党、NHK集金人の労働組合と共産党はそれぞれズブズブの関係です。NHKはあちこちに利益をばらまき、自分たちに都合の悪い報道や国会質問をさせないようにしています。